藍崎万里子

こんにちは。私は、1975年に山口県山口市に生まれ、40歳の時に結婚して富山県富山市に移住しました。しがない主婦です。

中学の時に、友達から勧められ、詩や小説を書き始めました。

高校に入って、1991年モーツァルト没後200周年の祭りがあり、猫も杓子もモーツァルトという現象を実体験し、天才というものへの興味が花開きました。モーツァルトの物語を書こう!と思い立ちました。もう一つの巨星べートーヴェンとの恋物語を書く! 映画「アマデウス」ではサリエリなどという無名の音楽家が主人公だったので、物足りなかったのです。BL感満載にはせず(私はノーマルしか理解できないので)、モーツァルトを女性にしました。これはすでに漫画「マドマアゼル・モーツァルト」などでもなされていたよくあるパターンです。

ただ今、文芸社より第一部「アマプレベス ミスターベートーヴェン・ミスモーツァルト」と第二部「ベートーヴェン交響曲『幻影』」が出版され、無刀会ダイレクトで新品がお買い求め戴けます。第三部と第四部は、ダイレクトだけではなくAmazonでも販売しております。

現在、第一部を改稿中であり、来年か再来年には小説家になろうサイトで公開予定です。題名は新しく「ウィーンに燃ゆる音楽」とします。

第五部は「モーツァルト巡礼」ですが、まだ一行も書いてません。これが完結です。死ぬまでに書き上げたいと思います。

私の人生はこのライフワークとともに始まり、そして終わっていくでしょう。どうかみなさま、こんな私ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。いつもありがとう御座います。

藍崎さんは、私(大坪命樹)のブログからの御縁で、同人に入会して戴けるまでになった貴重な人材です。

知り合った当時、私は文芸社から「菩提人」を刊行していました。藍崎さんも、「アマプレベス」を出版なさっていて、その時の不安などをブログ「狸雀に心経」のコメント欄に書いて戴いたのが知り合う切っ掛けでした。

彼女によると、私の存在を知ったのは、今は亡きウェブ雑誌「当事者」の編集長・小竹犬儒さんの掲示板を見てのことでした。私も、犬儒さんにはお世話になり、「ラスト・デート」を掲載して戴いていたのです。

そんな駱駝が針の穴を通るような御縁でしたが、藍崎さんは今や、無刀会には無くてはならない中核メンバーとなって戴いております。彼女の文学は、鈍色に輝く銅器のような淡い味わいがあり、ストーリー展開も奇抜で面白いものが多いです。今後、どのような作品を書いて戴けるか、同人の注目株です。