深水遊脚

皆様こんにちは。深水遊脚です。筆名です。本名、年齢は非公開です。大坪命樹様より短歌同人誌『ひさかたの』にお誘いいただき、第一号と第三号に参加しました。『空華』とは寄稿会員として関わって行くこととなります。よろしくお願いします。

大阪在住で、普段は遠距離の会社勤めに五日、米作りに二日を費やす生活をしております。父母が段々と衰えてきており、だんじりや田んぼの水利、自治会のあれこれの仕事が、この一年で急に私に下りてきて、溺れそうになっていますが、どうにか慣れていくしかなさそうです。書くことで心身を整えることが、今も、そしてこの先も多分必要になります。

もともと書くことは好きで、二十年くらいインターネットでブログを書いたり、自作の詩を発表したりしていました。そのなかで短歌だけはいまも続いています。X(旧Twitter)との相性のよさもあり、それほど多く作るわけではありませんが、残している短歌は2000首以上になりました。過去に書いたものはその時々の思いや試行錯誤などが詰められており、読み返せば愛着も湧くのですが、あなたの最高傑作は、と聞かれて”Next one”と答えたチャールズ・チャップリンの言葉を、私もいつも言えるように自らを高めていきたいです。素人の手慰みには高すぎる理想かもしれませんが、この言葉が好きです。過去に縛られない一歩を踏み出す勇気を与えてくれるようで。

短歌は短いからこそ、余計なものの一切を削ぎ落として凝縮されたものがもつ力があります。優れた歌は読み手のなかにある様々なものを喚起し、響き合います。作り手としてそのような歌を作ってゆきたいし、読み手としてよい歌を迎えることができる自分でありたいです。短歌についての語りや短歌そのものに、ときに分かりにくいものもありますが、先入観を排し、自分に分かる響きだけに縛られずに、短歌を通じて自由を求めたいです。籠りがちな性格なのでうまく行きませんが、そこも何とかしたいです。

小説に関してはあまりいい読み手ではありませんが、皆様と関わるなかで徐々にいろんなことを知って行きたいです。よろしくお願いします。